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高校国語~動画解説・補強教材~

反転授業の実施を目指して挑戦しています。 ここは一つの公開の場。まずは作成しやすいところから作成して、理想の形に近づけていきたいと思います。 現在は、教材やノートだけの古典文法の学習が出来る場の構想に力を入れています。

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みなさん頑張ってますか?
動詞が終わりましたね。
用言ももう少しで終わりです。今回は形容詞。大分短いので、すぐ終わります!

テキストDL↓
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形容詞は比較的短い内容ですので、あっという間でしたね。まずは活用表しっかりと覚えてくださいね。区別の仕方はあとで、まとめてやりましょう。


~余談~
「形容詞」と「形容動詞」よく似ていると思いませんか?
文法の教科書の説明を観ると、「性質や状態を表す」ものとして説明されています。違いは何だろうって思うんですよね。

ネーミングから、「形容動詞」には「動作」や「動き」が入っているのかと思っていたのですが(例えば、「あはれなり」は「あはれ」と思う心の動きが入っているなど)、どうもそうとばかりは言えないようですね。

では、それ以外に一体何が違うんだろう・・・?

いくら眺めても一カ所しか分からない。「ーし」で言い切るか、「ーなり」「ーたり」で言い切るか。活用が違うことくらいなんですよね。

さて、そこでまた疑問が浮かぶんですよね。
動詞は活用が違っても「四段活用」とか「ラ行変格活用」とか、規則正しいものも、規則から外れるものもひとまとまりにして「動詞」です。

じゃあ、形容詞・形容動詞もひとまとまりにして、「ク活用」「シク活用」「ナリ活用」「タリ活用」の四種類あるとしてしまえばいいじゃないかと思ってしまいます。

文法って不思議ですよね。でも、きっとこんな自分でも思いつくようなことなんだから、きっと今の文法を考えた方も考えたと思うんですよね。
でも、あえて今の形になっている。ということはやはり何か理由があると思うんですよね。

国文畑出身の私としては、その後の語彙の変化が一つのポイントになるんじゃないかと思うのです。

それは「なり」と「たり」の方です。
こちらは断定の助動詞の「なり」「たり」の変化なんですが、今の「だ」「である」の形に変化するですよね。
形容詞の言い切りが「し」→「い」に変化したレベルを考えると大きな開きがあるのです。

それくらい大きな変化があるっていうことは、今では分からないけれど、使い方に大きな変化があったのかもしれない・・・と思えてくるのです。

さて、現代からみた形容詞と形容動詞の区別には差が感じられませんけど、過去に戻ればあったかもしれない大きな差。ちょっと気になりませんか?

他にも今は「あいうえお」、「やいゆえよ」、「わいうえお」の「い」と「え」の発音の区別はほとんどありませんが、昔は明確に区別していたようですしね。どういう発音かは分かりませんが、区別はされていた跡が残っています。

本当に、理系の分野の方々、早くタイムマシン開発してくれないですかね?
これって危険な発想なんですけどね。タイムマシンがないから、歴史学や国文学が文献から昔のことを探ることに価値を見いだされていますが、直接確認しに行けるとなるとどうなるんでしょうね。
でも、答えを知りたい欲求というのは強いので、タイムマシンあればなと思います。(まあ、宇宙に行くのでやっとの技術力では時間を超えるのは非常に先になると思いますが・・・)

てなわけで、本当に色々なところに話が飛びましたが、こんなことを考えているしだいであります。

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プロフィール

HN:
原田(harada)
性別:
男性
自己紹介:
目標は「反転授業」の実施!

その前段階として、映像による解説授業の作成を行っています。テキストを使ったものは、実際の授業を受けている人限定です。ノートやオリジナルのものは一般にも公開して、学習したい人の応援をしていきます!

映像の撮影方法は準備できたので、色々な公開法を試したいと思います。最も管理しやすい公開法を採用予定。

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