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高校国語~動画解説・補強教材~

反転授業の実施を目指して挑戦しています。 ここは一つの公開の場。まずは作成しやすいところから作成して、理想の形に近づけていきたいと思います。 現在は、教材やノートだけの古典文法の学習が出来る場の構想に力を入れています。

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今回は古文文法基礎講座1-3 変格活用編です!

前回の正格活用はもうバッチリですか?頭に活用表入りました?
まだの人は頭に入れてからにしてください。混乱しちゃうのでね。

OKの人は↓からテキストダウンロードして、取り組んでいきましょう!

ダウンロード



変格活用は、しっかりとそのまま頭に入れないと正格活用とごっちゃになっちゃいます。気をつけてくださいね。


~余談~

古典文法や英文法もそうですが、必ず例外というものが出てきます。原則(基本となるルール)があって、そのなかに当てはまらないものが(例外)になるんですよね。

私は、文法がすぐにできる人とできない人の差って、この例外をうまく飲み込めるかにあるんじゃないかと思っています。原則と例外をうまくわけて考えられると文法って難しくないんですよね。でも、うまく分けられないと、原則も例外も全てが同じ土俵のルールに見えてしまい、混乱してしまいます。

うまく使い分けるには2パターンある気がします。
まずは、原則通りに解釈する方法です。やはり、原則が多いはずですから、文章を読んだりする場合は、原則通りに使っていけば良いんですよね。
でも、その中で上手くいかないことがある。その時に例外パターンを考えるんです。そうすると大抵上手くいきます。
それでも無理な場合は、恐らくまだ知らない例外パターンなのでしょう。その場合は、無視するか前後の文脈で仮定しておくしかないですよね。
そういう部分は誰もできないんですから。

もう一つのパターンは、問題になるのは「例外」パターンが多いだろうという推測です。
文法問題として聞かれる場合、定期テストなど、習ったことができるかどうかが中心の試験では原則通りが多いと思いますが、問題数が限られている場合は、できるだけ多くの注意事項があるポイントを聞いて、その周辺の知識まで分かっているかとまとめて聞きたくなります。(ややこしいですよね。簡単に言うといっぺんに一杯聞ける問題)
そうなってくると、例外パターンから聞かれることが多くなるんですね。やっぱり勉強のオーソドックスなやり方は原則→例外じゃないですか。時間をかけて勉強している人は「例外」までできるはずと考えて例外パターンを聞きたくなるんですね。

こうやって、「原則」と「例外」を区別してうまく使い分けると、問題で聞かれるだろうなぁってところが予測ついちゃうんです。
でも、「原則」も「例外」もごちゃまぜにしか考えられないと、何を聞かれるか全く分からない状況になってしまうんです。

少しでも「原則」「例外」を頭の片隅に入れて整理していくといいと思いますよ。

(※ちなみにですが、今やっている古典文法が絶対の文法だとは思わないでくださいね。昔のエラーーーーーーーーイ学者さんが何人か文法の定義に挑戦して、いくつか文法の種類があります。私たちはたまたまその中の一つを学習しているに過ぎないのです。だから、当てはまらない例外が出てくるんですよ。もし、例外の一つも無いきれいなルールに気づいたとしたら、それはもう学者レベルものです。
そこまで、文法を深めてみたい人は大学で勉強してみてください。)

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古文文法基礎講座1-2 動詞(正格活用)

動詞の正格活用を押させていきます。
四段活用
下一段活用
下二段活用
上一段活用
上二段活用
ってありましたよね?
それの確認をしていきます。

高校の授業みたいに一気に知識を詰め込みません。古文嫌い増えちゃうので。
今回のやっぱり活用表がメインかな。
少し記憶しやすくなる方法も紹介中。ぜひ見てみてください!

テキスト↓
ダウンロード



学校の授業だと一気にたくさん言われると思いますが、今回は思い切ってみました。覚えるものをしっかりと覚えてから次に進んでくださいね。


~余談~
ここからは余談となります。

正格活用は五種類ありますが、この動画でも説明したとおり、活用のルールが分かれば3つ覚えるだけで応用することができます。

恐らく、この動画を見てくださる人は、高校生以上の人が多いと思います。学校の授業で分からなかったけど、受験で必要だ。でも塾や予備校は高いし・・・と思ってネット検索をかけて見つけてくれた。なんてことになっていると非常に嬉しいです。私はお金をかけずに勉強できる環境がこの世にあっていいと思っています。自分が理解出来て説明できるのなら、できるだけ多くの人に説明していきたいと思って居ます。

さて、少し話は逸れましたが、少しだけ記憶についてお話をしていきます。
みなさんは小学生の頃足し算やかけ算の勉強をしましたよね。1の段から順番に・・・
日本地図を一生懸命に覚えたかもしれません。
小学生の頃の脳は単純なことをリズムよく繰り返すことで自然と頭に入っていく時期です。自分の周りの出来事に興味を抱きやすく、色々なことを吸収していきます。

ところが成長すると共に、自分の周りに起こることが経験則から導き出されるようになり、吸収度合いが減っていきます。(好奇心旺盛な中学生が悪さをしてしまうのも、経験則からはずれた経験をしたいがためとも考えられます)

そして、高校生になる頃には、受験を経験したり、学習する内容の抽象度が増してしまい、勉強が嫌になっている・・・ということが非常に多くなります。そして、「イヤ」という状態の脳はさまざまなものを「受け付けなく」なるのです。
その上、記憶の仕方が脳の成長とともに変わってきます。小さい頃は何度も繰り返せばよかったのですが、大きくなるに連れて「理解を伴った状態」でないと記憶できなくなってくるのです。「理屈」が分からないと覚えられなくなってくるんですね。

だから、古文文法の一番初めに習う活用表は、最悪の組み合わせなんです。
頭の構造上、ただ繰り返せば覚えられるものではなくなってきているのです。それなのに、覚えないといけない。よけいにイヤになってしまうんですね。

こういうことを考えると、「では勉強しなくて良いではないか」と短絡的に考えてしまう人がいますが、そうではありません。抽象的な高度な内容を理解する基礎なので、やらないといけないのです。

そこで、私は少しでも「理屈」を見つけて覚えました。
今回の活用表もそうです。同じ所を見つければ法則が見えてくるので、その法則に乗っけてしまえば、再現できる。と考えるのです。

面倒に感じてしまう人は、もうそのまま何度も繰り返して覚えてもらったらいいと思います。
なるほどと感じてもらえれば、私の映像の中でたびたびそういう場面に出会えると思います。

脳の発達段階を考えながら、勉強方法を編み出していく。
これもまた、高校生以上の勉強の楽しみと言えるでしょう。

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古文文法基礎講座1-1用言とは

なんと、リメイクしました。パワーポイントバージョンで作っていたのですが、ビデオカメラを購入したので、直接お話しして説明しようと思って作り替えました。

いくつかに分けて投稿しているので、勉強していきたい人は見てください。

テキストはこちらです!
ダウンロード
  





 
③ラスト


以上で、1「用言とは」終了です。

□用言とは何か、答えられるようになった。
□活用表の見方が分かった
□活用表の枠を書けるようになった。

以上3点をクリアしてくださいね!


~余談~
ここからは完全なる余談です。

古文の文法の基本ですが、最初は今回の動画作成のように、理解が必要だと思います。ある程度何が書いてあるのか理解する必要があります。
個人的には、教科書を読んで理解出来るのであれば、それにこしたことはありません。本動画でも教科書に書いてあること以上のことは、基本的には言いません。(まとめ方とか覚え方とか工夫はしますけどね)

ということなので、原則はテキストを中心に行い、どうしても理解出来ない場合に映像授業などかみ砕いたものを利用する形でいいと思います。

そこがまず入り口となるのです。
その後ですが、100%理解して覚えてから次へ進もうとしないことです。

覚えなきゃ行けない用語はたくさんありますし、活用表だってこれでもかってくらい出てきます。しかし、それが100%できるようにならないと次がクリアできないかというとそうでもありません。80%覚えていたら良い方じゃないでしょうか?

なぜ、100%ではないのか。

それは、助動詞でももう一回活用表が出てくるからです。
古典文法は用言と助動詞でずっと活用表が出てくるのです。
だから、用言で100%にしなくとも、また助動詞でお見かけすることになるので、そのときに100%になればいいのです。

「なんだ、もう一回出てくるならそのときでいいじゃないか」

と思った人は要注意です。残念ながら助動詞は26個あります。活用表を1から全部となると、用言で覚えるよりも多くなってしまうのです。

そこで、助動詞の活用の特徴を利用します。それぞれ○○型と活用の仕方が決まっているのです。なので、用言でしっかり覚えてしまえば助動詞では○○型を覚えれば活用表は終了という形にできるのです。そうすると新たに覚えるのは、「無変化型」「特殊型」だけになるのです。

どうですか?26個覚えなきゃ行けなかったのが2種類(実際に5個になります)。

これなら楽勝になりますよね。

覚えることは同質のものを整理して覚えていくという形を取ると、非常に楽になります。
古文の世界でもそのことが十分通用します。

今回の活用についてのお話はこれから先も基礎的な部分で必要になるので、しっかりと理解していけるようにしてくださいね。

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第一講 用言
 1 用言とは


ポイントメモ
①用言とは、3つの品詞が集まったもの。
②用言は下に続く言葉によって、形を変える。このことを活用といい、それを表にしたものが、活用表である。
③文法はルールなので、言葉や規則は覚えてしまおう!

次回は・・・
動詞(正格活用)です。四段活用、上一段・上二段活用、下一段・下二段活用のところを、文法の教科書で確認しておいてください。

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古典文法の基本をやっていきましょうー!

はじめに
 
しっかりと学習するときは流れをしっかりとおさえてください。
時間がないときは、見るだけでもいいですが、その場合は本編を何回か見ましょうー!

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プロフィール

HN:
原田(harada)
性別:
男性
自己紹介:
目標は「反転授業」の実施!

その前段階として、映像による解説授業の作成を行っています。テキストを使ったものは、実際の授業を受けている人限定です。ノートやオリジナルのものは一般にも公開して、学習したい人の応援をしていきます!

映像の撮影方法は準備できたので、色々な公開法を試したいと思います。最も管理しやすい公開法を採用予定。

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